2015-02-22 新潟フィッシングショー2 [Fishing Show]
2015-02-22(日) 新潟県 新潟市 にて、新潟フィッシングショー に行ってきました。気温?℃、水温?℃(10:00~16:00)。
Part2です。
アピアでは、RED仲村さんがサイン攻めにあってました。書き忘れてました。話聞けなかったです。
オンスタックルデザイン
ワームを手に取り、ライトにすかして各色を確認していると、背後から人が・・・・。
大将(代表)さんです。
初めてお会いしました。ここぞとばかり、質問攻めにします。
大将「マナティーかコバチをお使いですか?」
p「ワインドはやって無いのですが、コバチ、マゴバチはフィネスで常用してます。このワームは外せません。」
大将「有難うございます。」
p「最近LEDライトになる所があって、蛍光灯(白)、水銀灯(白)、ナトリウム灯(オレンジ)、LED(白)と、波長 によってワームの色を変えてます。」
大将「正解です。」
p「LED灯で、シャローに魚が居る時に、ソーセイジが駄目、ピンクがちょっと釣れる、マーブルグロー釣れる、クリアーが釣れるとなって、マーブルグローとクリアーは、LEDの波長に合っている思うのですが、ソーセイジとピンクの違いが判りません。どちらもシルエットがくっきり出てると思いますが、なぜですか?」
大将「それは、透過度の違いです。透かしてみてください。」
p「(透かして見て、)ん?ちょっとピンクが薄いですね。」
大将「そうです。ソーセイジは黒、ピンクはグレーです。その違いで当たりが違うかったのでしょう。」
p「なるほど、色合いが同じだと思ってました。納得です。ソーセイジは、シルエットがくっきりし過ぎになるので すね。」
大将「私、ダイバーのガイドもやってまして、バブルガムピンクは、水中ではグレーです。人間の見えてる色
と、水中で魚が見えてる色は全く違います。なので、ソーセイジは、ボトムステイで黒に見えてシルエッ
トがはっきり出るので、むしろアピール系です。」
p「なるほど。では、ケームラを朝夕の光の薄い時に紫外線を意識して使いますが、グローやクリアーと釣果
に差が出ません。使い方合ってますか?」
大将「紫外線は、どこでもあります。真の闇以外は、月も含めて何処からか紫外線が有ります。ですので、光
がすごく薄い時、すなわちマッディーになった時に威力を発揮します。」
p「なるほど。光量が有る程度あると、グロー、クリアー、ケームラと、魚からの見た目で差が出なかったので
すね。水の色にワームの色を合わせていたのですが、そう言う使い方が有るのですね。」
大将「朝夕の光が少ない時、空が赤やオレンジなるので、クリアーオレンジゴールドラメや、ゴールドラッシュ
が効きます。」
p「ほー。グローラメは、昼でも夜でも万能に釣れますね。」
大将「そうです。一番の人気カラーで一番良く出てます。実は、このラメは魚からみてアミなどの極小ベイトを イミテイトしています。」
p「なるほど、アミがベイトの時でも釣れるので、マッチザベイトでないのになぜ釣れるか判りませんでした。」
大将「魚は、外形の大きさを見ているだけではなく、ラメの一瞬のきらめきを、ラメ大きさのベイトと思ってバイ
トしています。水中で観察していると、水中には色んなものが漂っています。その中でエサとなるものを
ついばんでいるので、ラメ一片もベイトになりうるのです。」
大将「実は、ラメはフォールに強いのです。マナティーでもフォール主体の時はラメを使います。」
p「なぜですか?」
大将「これをみてください。(マゴバチのゴールドラッシュをひねってみて)、きらきらするでしょ。ソーセイジは
ねじっても、動いているのか判りません。」
p「ほんとだ!」
大将「ラメは派手なアクションのアピール時に使いそうですが、実はほとんどワームが動かないフォールやス
テイの時の微妙な動きでキラとちょっと何かが動いた事で、魚のバイトを誘発します。」
p「という事は、むしろスローアクション向きなのですね。」
大将「そうです。」
p「では、グリーンを使っているのですが、船からのタイサビキの色が緑で、このサビキ用緑ビニールでタイン
グしたフライ?でもアジ釣れました。緑はエビ色と言われますが、納得してません。」
大将「そうですね、タイカブラの定番色ですね。エビはだいたい透明ですよね。エビは、周りの色に溶け込む
ために、透明なのです。」
p「(光学迷彩だなと思いながら:攻殻機動隊参照)そうですね、透明です。」
大将「エビは、藻場にいます。後ろが緑の藻なら、透き通って緑になります。この時、魚からみて屈折が失敗
してバックが水中になると、エビが緑色に浮かび上がります。この時、魚がエビと認識しバイトします。だ
から、エビ=緑なのです。緑は、藻場で使うといいです。」
p「おーーー、そう言う事ですか!勉強になります。」
p「マゴバチは、異常に柔らかいのですが、やっぱり柔らかい方がいいのですか?」
大将「このやわらかさは、そうとうテストしました。素材は、一般的なワーム材では無く、おしゃぶりでも使える
匂いの無いソフトな素材です。」
p「材料名は、言えないのですよね?」
大将「一般公開義務のある範囲で公開している素材です。」
p「めちゃくちゃ特殊ではないのですね。」
大将「このワームを作るのに、金型も相当テストしました。中国で製造しようと金型持って行って、色んな材料
使ってみましたが、作れませんでした。また、この金型で全く同じ形状で材料違いの堅いワームを作りま
したが、あまり釣れませんでした。」
p「ステイで、ふわふわさせてるつもりでも使ってます。」
大将「このカッティングベイトを見てください。ちょっと堅くてリブが付いてます。このリブは、テーパーが付いて
ます。この形状で、水流が発生します。ですので、遠くから魚が出て来てのバイトがよく有ります。」
p「アピール性が高いのですね。」
大将「そうです。釣れる場所が判らない時のサーチや、活性の高い個体を獲る時は、初めカッティングベイト
を使い、喰わなくなってからや、居場所が判ってピンを狙う段階になって、マゴバチを使います。」
p「なるほど、そういう使い方をするのですね。喰わなくなると言えば、ローテしてすれる前に色を変えます。」
大将「すれるというより、群れを守るためです。1匹釣れても、数匹が追っかけて来てその内の1匹がバイトし
ます。それが、何回か続くと仲間減って行くので、そのワーム(色)を危険と判断して喰わなくなります。で
すので、釣れている時に色を変えて、危険を察知させないのです。」
p「そういう事なんですか。見飽きると思ってました。」
p「いろいろお話有難うございました。もっと色んな色を揃えて見ます。」
大将「有難う御座います。」
この後、大将はステージで講演を行うため移動しましたが、そうとは知らず次のメーカーへ行ってました。
要約しても、こんなに長くなってしまったので、つづく。
Part2です。
アピアでは、RED仲村さんがサイン攻めにあってました。書き忘れてました。話聞けなかったです。
オンスタックルデザイン
ワームを手に取り、ライトにすかして各色を確認していると、背後から人が・・・・。
大将(代表)さんです。
初めてお会いしました。ここぞとばかり、質問攻めにします。
大将「マナティーかコバチをお使いですか?」
p「ワインドはやって無いのですが、コバチ、マゴバチはフィネスで常用してます。このワームは外せません。」
大将「有難うございます。」
p「最近LEDライトになる所があって、蛍光灯(白)、水銀灯(白)、ナトリウム灯(オレンジ)、LED(白)と、波長 によってワームの色を変えてます。」
大将「正解です。」
p「LED灯で、シャローに魚が居る時に、ソーセイジが駄目、ピンクがちょっと釣れる、マーブルグロー釣れる、クリアーが釣れるとなって、マーブルグローとクリアーは、LEDの波長に合っている思うのですが、ソーセイジとピンクの違いが判りません。どちらもシルエットがくっきり出てると思いますが、なぜですか?」
大将「それは、透過度の違いです。透かしてみてください。」
p「(透かして見て、)ん?ちょっとピンクが薄いですね。」
大将「そうです。ソーセイジは黒、ピンクはグレーです。その違いで当たりが違うかったのでしょう。」
p「なるほど、色合いが同じだと思ってました。納得です。ソーセイジは、シルエットがくっきりし過ぎになるので すね。」
大将「私、ダイバーのガイドもやってまして、バブルガムピンクは、水中ではグレーです。人間の見えてる色
と、水中で魚が見えてる色は全く違います。なので、ソーセイジは、ボトムステイで黒に見えてシルエッ
トがはっきり出るので、むしろアピール系です。」
p「なるほど。では、ケームラを朝夕の光の薄い時に紫外線を意識して使いますが、グローやクリアーと釣果
に差が出ません。使い方合ってますか?」
大将「紫外線は、どこでもあります。真の闇以外は、月も含めて何処からか紫外線が有ります。ですので、光
がすごく薄い時、すなわちマッディーになった時に威力を発揮します。」
p「なるほど。光量が有る程度あると、グロー、クリアー、ケームラと、魚からの見た目で差が出なかったので
すね。水の色にワームの色を合わせていたのですが、そう言う使い方が有るのですね。」
大将「朝夕の光が少ない時、空が赤やオレンジなるので、クリアーオレンジゴールドラメや、ゴールドラッシュ
が効きます。」
p「ほー。グローラメは、昼でも夜でも万能に釣れますね。」
大将「そうです。一番の人気カラーで一番良く出てます。実は、このラメは魚からみてアミなどの極小ベイトを イミテイトしています。」
p「なるほど、アミがベイトの時でも釣れるので、マッチザベイトでないのになぜ釣れるか判りませんでした。」
大将「魚は、外形の大きさを見ているだけではなく、ラメの一瞬のきらめきを、ラメ大きさのベイトと思ってバイ
トしています。水中で観察していると、水中には色んなものが漂っています。その中でエサとなるものを
ついばんでいるので、ラメ一片もベイトになりうるのです。」
大将「実は、ラメはフォールに強いのです。マナティーでもフォール主体の時はラメを使います。」
p「なぜですか?」
大将「これをみてください。(マゴバチのゴールドラッシュをひねってみて)、きらきらするでしょ。ソーセイジは
ねじっても、動いているのか判りません。」
p「ほんとだ!」
大将「ラメは派手なアクションのアピール時に使いそうですが、実はほとんどワームが動かないフォールやス
テイの時の微妙な動きでキラとちょっと何かが動いた事で、魚のバイトを誘発します。」
p「という事は、むしろスローアクション向きなのですね。」
大将「そうです。」
p「では、グリーンを使っているのですが、船からのタイサビキの色が緑で、このサビキ用緑ビニールでタイン
グしたフライ?でもアジ釣れました。緑はエビ色と言われますが、納得してません。」
大将「そうですね、タイカブラの定番色ですね。エビはだいたい透明ですよね。エビは、周りの色に溶け込む
ために、透明なのです。」
p「(光学迷彩だなと思いながら:攻殻機動隊参照)そうですね、透明です。」
大将「エビは、藻場にいます。後ろが緑の藻なら、透き通って緑になります。この時、魚からみて屈折が失敗
してバックが水中になると、エビが緑色に浮かび上がります。この時、魚がエビと認識しバイトします。だ
から、エビ=緑なのです。緑は、藻場で使うといいです。」
p「おーーー、そう言う事ですか!勉強になります。」
p「マゴバチは、異常に柔らかいのですが、やっぱり柔らかい方がいいのですか?」
大将「このやわらかさは、そうとうテストしました。素材は、一般的なワーム材では無く、おしゃぶりでも使える
匂いの無いソフトな素材です。」
p「材料名は、言えないのですよね?」
大将「一般公開義務のある範囲で公開している素材です。」
p「めちゃくちゃ特殊ではないのですね。」
大将「このワームを作るのに、金型も相当テストしました。中国で製造しようと金型持って行って、色んな材料
使ってみましたが、作れませんでした。また、この金型で全く同じ形状で材料違いの堅いワームを作りま
したが、あまり釣れませんでした。」
p「ステイで、ふわふわさせてるつもりでも使ってます。」
大将「このカッティングベイトを見てください。ちょっと堅くてリブが付いてます。このリブは、テーパーが付いて
ます。この形状で、水流が発生します。ですので、遠くから魚が出て来てのバイトがよく有ります。」
p「アピール性が高いのですね。」
大将「そうです。釣れる場所が判らない時のサーチや、活性の高い個体を獲る時は、初めカッティングベイト
を使い、喰わなくなってからや、居場所が判ってピンを狙う段階になって、マゴバチを使います。」
p「なるほど、そういう使い方をするのですね。喰わなくなると言えば、ローテしてすれる前に色を変えます。」
大将「すれるというより、群れを守るためです。1匹釣れても、数匹が追っかけて来てその内の1匹がバイトし
ます。それが、何回か続くと仲間減って行くので、そのワーム(色)を危険と判断して喰わなくなります。で
すので、釣れている時に色を変えて、危険を察知させないのです。」
p「そういう事なんですか。見飽きると思ってました。」
p「いろいろお話有難うございました。もっと色んな色を揃えて見ます。」
大将「有難う御座います。」
この後、大将はステージで講演を行うため移動しましたが、そうとは知らず次のメーカーへ行ってました。
要約しても、こんなに長くなってしまったので、つづく。
2015-03-05 22:53
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