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2014-11-06 Repair Rod [repair Rod]

ダイコー デスペラードDS-832Lの第5ガイドのSiCが、欠けていたので修理しました。

第2ガイドの修理は、こちら↓。
http://cyber-p.blog.so-net.ne.jp/2011-02-24

折角直しましたが、もうひとつ欠けていました・・・。
DSC_0471s.jpg

修理後、何故か高切れするので、チェックしてみるとやっぱりです。

以前確認した時は、大丈夫だったのですが、微小クラックが入っていたのでしょう。

Yガイドで、ニューコンセプト前のセッティングなので、総替えします。
DSC_0472s.jpg

カッターでスレッド削ると表面塗装もはげました。富士の手順書では、ドライヤーで温めながらするそうです。

セットするのは、T-KLSG16H111、エギング用のチタンKRです。ガイド11個有ります。+3個です。

先ず、全部外します。
DSC_0473s.jpg

外したガイド。
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スレッドは、フロロ1.5号です。

これなかなか苦戦して、小さいガイドはラインの張りで直ぐ滑って巻き難い事。

やっと、巻き終えて、ガホウジンとの比較。
DSC_0475s.jpg

元の第一ガイドよりジョイント側に付けましたが、それでもYガイドよりチョークが大分手前です。

間隔は、富士の手順書の8.6ftのセットそのままです。ので、ちょっと第一ガイドがリール寄りのはずです。

これで、2液性のエポキシ塗ってくるくる回します。
DSC_0518s.jpg

ロッドビルダーKMさんからの頂き物です。

フロロは、以前シロイカマイカロッドで試しましたが、エポキシが浸透すると透明になります。

が、フロロを完全に密着させて巻くと、この様になります。
DSC_0525s.jpg

染み込んでません。これでも、強度的には十分なので、このまま行きます。

リール付けてラインを一番ロッド側にした時、ロッド曲げて第一ガイドに接触するのに、これくらい曲がります。
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ドラグ値1Kg以下です。

まあまあいいセッティングです。

後は、キャスタビリティーを確認します。青物も回っているので、週末はサーフショアジギングですね。

2014-03-17 Repair Rod [repair Rod]

ショアキャスティングのメインロッドとして使用している、Pro4EX AR-82EX-Rのグリップエンドが無くなりました。

UFM Ueda Pro4EX SW AR-82EX-R
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買って直ぐに、オフショアシロイカエギングで使っていた時、二刀流でロッドを1本船べりへ立て掛けておき、もう1本で回収・キャストしますが、その放置時にデカイカが掛ってロッドを持っていかれない様に、グリップエンドを足で押さえていました。

すると、グリップエンドが外れ、船上で外れているのを発見!紛失することなく、くっ付け直していました。

が、ロッドを運搬している時に無くなった様です。いつも、車内のロッドホルダーへ付けて移動するので、車載時には、グリップエンドをいつも見ているので、釣行後ではありません。

運搬先を調査しましたが、結局無く、釣具屋でそれらしいのを探しましたが有りませんでした。

こんなのです。
DSC_0003s.jpg
これは、TFL-63Sです。

仕方ないので、ホームセンターでいいものないか物色していると発見!
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椅子の脚に付けるクッション材です。

一応EVAですが、クッション材だけあって柔らかいです。

まあ、無いよりましなので、くっつけてみます。

で、完成。
DSC_0030s.jpg

性能には関係ないので、これで十分でしょう。

最終バージョンのKガイド仕様が、ヤフオクで¥10万以上の値を付けてました!!!

大事に使っていこうと思います。

2012-12-09 Repair Rod [repair Rod]

ロッドではないですが、前回の荒川サーモンでランディングネットの根元が折れました。

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実は、ネットのジョイントを付ける時に、カーボン部分を持ってねじった時、「ミシッ」とちょっと音がしました。

その後、シーバスを1匹入れましたが、なんともなかったです。

今回、サーモンを入れて軽くネットのフレームを持って、持ち上げたらあっさり折れました。全然負荷をかけてないのに。

まあ、フレーム持っている時に折れたんで、ネットが落水する事もなかったので良かったです。

ちなみに、カーボンフレームは恐らく中空なので、浮くはずです。

で、本題です。金属雌ネジ部分に折れたカーボンが埋まっています。これは、熱して外します。

半田ゴテを内側から当てたり、カーボンと金属の間に差し込んで剥いでいきます。

全体的に高温になるので、金属部分はペンチで押さえます。高温になってくると、接着剤が軟化するので、ラジオペンチで引っこ抜きます。

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この半田ゴテを使う方法は、トップガイドの交換や、折れた時にも使えます。

ガイド交換の時は、カーボン本体のレジンが焼けない様に注意が必要です。

この後、折れたカーボン先を整え、接着部分にサンドペーパーを当てて少しざらつかせてから、2液性のエポキシ接着剤で固定します。

24時間以上放置して、完成です。
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完全復活!

しかし、この時期からは激荒れの天気が続き、週末出れる確率が非常に低くなります。あーあ・・・。

2011-06-26 Repair Rod [repair Rod]

通称デビルロッド(オレンジドルフィン赤イカマイカ)の根元から6番目のガイドフットが腐食してリングが外れてしまったので、リペアします。2011-02-23のネタの続きです。

ガイドフットに青色の錆があったので銅が入っているのかと思いましたが、後に調べた所、ステンレスも青錆がでるそうです。
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このロッド実売¥3000の割には船竿としてはよく出来ていて、白イカや尺アジサビキングで活躍してくれます。元の姿です。
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グリップはいかにも安物ですし、FUJIのコピーです。
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バット付近。
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ベリー付近。
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トップ。
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どれも、中国製で、リングもSiCっぽいですが、これも中国製でしょう。

ネームです。150と180cmが有ります。
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で、カッターでスレッドを剥いでブランクのみにします。
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取り外したガイドです。
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用意したガイドは、元のガイドサイズに合わせて選びますが、中古で良さそうなのを揃えます。
元のサイズです。

No. 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
元距離(mm) 85 95 105 113 125 140 148 180 120
内径 3 3 3 3 3 4 4 5.5 8 11

TOPのみ中古で手に入らなかったので、新品を付けます。付けるガイドです。
No. 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
種類 T-MNST T-LDBSG T-LDBSG T-LDBSG T-LDBSG T-LDBSG T-LDBSG T-LNSG T-LNSG T-LNSG
サイズ 5-1.8 4.5 4.5 4.5 5 5 5.5 8 10 12

どうせならと、全てチタンにしました。定価で買うと¥8200です。の所を¥3000で入手。かなり安く上がりましたが、これでも竿の定価と同じです。

で、元のガイド位置と同じ所に仮止めします。
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うまくは撮れてませんが、ゼナック NERF Squid V63Bと比較して長さは違いますが、ほぼ同じセッティングです。

で、スレッドは特段買わずに、フロロ1.5号で巻きます。巻き方は、マタギのHPが参考になります。NERFも透明なスレッドです。まだ、ボンドでは固めてませんが、ほぼ完成です。
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このデビルロッドは、グラスソリッドで、適合錘号数は50~150号です。ほぼ置き竿で使用し向こう合わせで感度を必要とせず、キャストする事も無いのでガイド軽量化の必要も無く、ましてや元々重いのでガイド軽量化もその割合から余り意味を無しません。

チタン化は、自己満足の世界ですが、ただ唯一チタンは錆びないのでメンテナンスが楽な事です。

しかーし、トップガイドのパイプのみステンレスなので錆ます。昔、チタンガイドが出回りだした時、トップガイドだけ錆びるので、溶接材が錆びるかと思ってました。このパイプがステンレスと知ったのは、チタンガイドを使用してから数年後です。

みなさんは、知ってました?チタンガイドとはいえ、やはり真水洗いはしましょう。

2011-02-23 Repair Rod [repair Rod]

ダイコー デスペラードDS-832Lの第2ガイドのSiCが、欠けていたので修理しました。

2010-12-11の荒川サーモンのブログに書いていた、レポートです。

このYガイドは、T-YSG20Jでチタンなので1個2730円もします。
CA3A0728.JPG

まず、ステンのEYSG 20Jを、とあるネットで税込¥756(送料別)で入手しました。
後ろにあるのが、それです。
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で、これのSiCリングのみを移植し、ロッドスレッドやチタンフレームはそのままで、修理してしまおうという魂胆です。

ネットでもこの方法書いてますが、リングを火であぶって抜き取るらしいですが、ライター無いので半田ごてを当てて接着剤を焼き取りました。が、なかなか指で押しても抜けません(火傷しない様にタオルかましてます)。

そこで、熱してから、ペンチでリングをこじっていると、ミシッと鈍い音と共にSiCリングがボロボロと掛けて行きます。そのまま、欠片をもぎ取る様にリングを剥いで行きます。フレーム無事なら、OKです。
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無事、フレームだけになりました。
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同じ様に、ステンガイドを熱してSiCリングを外します。こちらは、リングをきれいに抜くためペンチは使わず、根気よく指で押して抜きました。途中諦めて、ニッパーでフレーム切断しようかとも思いましたが、何とか外れました。
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今度は、リングがチタンフレームになかなか入らず、四苦八苦しましたが、全体的にはめ込んでから、ペンチの柄のラバーの付いている所で、フレームのみちょっとずつ叩いて、こちらも何とか均等にはめ込みました。
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後は接着ですが、ボンドEセットで回りを固めます。これ、2液性のエポキシ樹脂で肉痩せ少ないので、ルアーのリペアなんかに適してます。が、ちょっと黄色くなるのと、表面がなかなか固まらず、表面修正に使用すると、ちょっとねちゃっとします。
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そして、完成!!
CA3A0736.JPG

たいへんよくできました!!

追加ネタですが、通称デビルロッド(オレンジドルフィン赤イカマイカ:ポイント製?)定価¥3000!!のロッドにABU4600付けてPEラインで毎年恒例?の正月の凧揚げをしていると、リングが外れているのを発見!!
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次にこいつを直そうか思案中ですが、ロッド自体を買った方が安いかも。安物だけあって、ガイドフレームが黄銅?真鍮?にメッキで手入れしてるのに、腐食でガイドフレームが破断してます。

だがしかーし、安物と馬鹿にしてはいけないのが、オフショアバーチカルシロイカエギングでは、これしか乗らないという状況が発生する代物です!!

きっと必ず復活させてやる!!凧も良く上がるしね。(そこかよ!)
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